第十一回 株式会社真鍋塗装の雑学講座

2026.04.03

皆さんこんにちは!
桜も咲いて、the春がやってきました一
今回も更新させていただきます、更新担当の黒川です。

前回は【付帯部塗装の価値 🌂🧩】をお話させていただきましたが、

今回のブログ内容は
【ベランダ防水(FRP/ウレタン) 💧🛡️】
のお話をさせていただこうと思います!

"雨漏りの震源地は“水平面”。 ベランダ/バルコニーは勾配・ドレン・取り合いの3条件がすべて。防水層の種類と現状診断→是正→仕上げ→維持まで、住宅で使う代表工法をわかりやすく整理します。🧭

1. まず現況を診断 🔎

表面の白化/艶引け:トップコート劣化。5年前後で更新が目安。

膨れ(ブリスター):下地含水/ガス。通気緩衝や下地乾燥で是正。

ひび:収縮/下地動き。ウレタン一体化が追従に強い。

ドレン詰まり:落ち葉/砂で水位上昇→漏水の引き金。定期清掃が最優先。

笠木/サッシ取り合い:**一次止水(板金)と二次(シール)**の両輪で確認。

2. 工法の比較 🧪

FRP防水(ガラスマット+樹脂):硬くて耐摩耗に優れる。下地剛性が必要。角部のクラックに注意。

ウレタン塗膜防水(密着):一体化で複雑形状に強い。下地含水は膨れの原因→露点/含水管理が命。

ウレタン塗膜防水(通気緩衝):絶縁シート+脱気筒で下地の湿気を逃がす。既存劣化や含水が大きい場合の王道。

3. 勾配と水の動線 📐💧

勾配1/100〜1/50を確保。溜まり水は劣化を加速。レベル出しで水たまり是正→防水。

ドレンは立上りの最下点に。改修用ドレンで既存管に差し込み更新。

4. 取り合いの鉄則(漏れるのは“端部”) 🧷

立上り→平場→入隅/出隅の順で連続性を確保。

笠木は重ね代+一次止水→二次シール。3面接着NGで二面接着を徹底。

サッシレールはシール逃げ道を作り水抜き孔を塞がない。

5. 施工フロー(例:通気緩衝ウレタン) 🧰

洗浄→乾燥(含水率低減)

下地不陸補修(レベリング/樹脂モルタル)

プライマー(露点差≥3℃を確認)

通気シート貼り→ジョイントローラー圧着

脱気筒設置(最上点付近)

ウレタン1層目→規定WFT

ウレタン2層目→合計DFTを満たす

トップコート(防滑骨材の要否を判断)

6. トップコートの役割と更新 ⏳

紫外線・汚れ防止の盾。5年前後で再塗装。色付きは劣化が見えやすく、メンテ判断に有利。

7. タイル仕上げバルコニーの注意 🧱

タイル直張りは目地割れ/浮きが雨水経路に。下地防水→タイルが原則。既存は目地補修とドレン強化で延命。

8. 生活運用の工夫 🧽

植木鉢は脚ゴムで点荷重を分散し、防水面の傷を防ぐ。

高圧洗浄の近距離噴射NG。シール破断や水の侵入リスク。

雪国は雪止めとドレン除雪をルーチン化。

9. よくある不具合と対策 😵‍💫

ピンホール:泡/湿気→消泡・含水管理、薄付多層。

膨れ:含水/塩分→通気緩衝+脱気で是正。

端部剥離:プライマー不適合/乾燥不足→再研磨→適合プライマー。






次回(第12回)はシーリング工事。打替え/増し打ち/断面/プライマー——“埋める”ではなく“設計する”シーリングの真価を掘り下げます。🧵🧪"

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